テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本
パナソニック汐留美術館
展示作品「湯屋」
2024年4月6日(土)~6月9日(日)
10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
※5月10日(金)、6月7日(金)、6月8日(土)は夜間開館 午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
休館日:水曜日(ただし6月5日は開館)
特別展ウェブサイト大吉原展
東京藝術大学大学美術館
2024年3月26日(火)~5月19日(日)
10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)は開館)、5月7日(火)
特別展ウェブサイト三浦宏は、大正15年(1926年)浅草の風呂桶職人の家に生まれ、父と船大工であった祖父の技術を受け継ぎ、「三浦風呂製作所」として檜風呂や手桶などを製作していました。時代の流れとともに木製風呂桶の需要が減り、風呂桶以外の製品作りを試行錯誤する中、手の空いた時間に和船の模型を作り始めました。子供の頃から親しんできた型の船がなくなっていくことが惜しく、どうにか残しておきたい、という想いからでした。
昭和55年(1980年)、辻村寿三郎氏が花魁人形を手がける「吉原」展の妓楼の製作を依頼されます。翌年京橋のギャラリーで開催された同展では、辻村氏の人形と服部一郎氏の小道具とともに、建物の精緻さも大きな話題となりました。
以降、江戸時代の家屋や船を縮尺1/10で復元、亡くなるまでの38年間に100点以上の作品を製作しました。
令和元年(2019)6月永眠。享年92歳。