べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館 江戸風俗人形展示 2025年2月1日(土)~3月下旬(予定)

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館 江戸風俗人形展示(展示終了)

2025年2月1日(土)~3月31日(月)9:00~17:00

したまちミュージアム(旧・下町風俗資料館)所蔵の江戸風俗人形を期間限定で展示します。

製作:人形・辻村寿三郎 小物・服部一郎 建物・三浦宏

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館ウェブサイト


三浦宏

三浦宏は、大正15年(1926年)浅草の風呂桶職人の家に生まれ、父と船大工であった祖父の技術を受け継ぎ、「三浦風呂製作所」として檜風呂や手桶などを製作していました。時代の流れとともに木製風呂桶の需要が減り、風呂桶以外の製品作りを試行錯誤する中、手の空いた時間に和船の模型を作り始めました。子供の頃から親しんできた型の船がなくなっていくことが惜しく、どうにか残しておきたい、という想いからでした。

三浦風呂製作所

昭和55年(1980年)、辻村寿三郎氏が花魁人形を手がける「吉原」展の妓楼の製作を依頼されます。翌年京橋のギャラリーで開催された同展では、辻村氏の人形と服部一郎氏の小道具とともに、建物の精緻さも大きな話題となりました。

以降、江戸時代の家屋や船を縮尺1/10で復元、亡くなるまでの38年間に100点以上の作品を製作しました。

令和元年(2019)6月永眠。享年92歳。